新規事業創造・経営戦略策定チームの知見共有に助けられています

食品メーカー&医薬品メーカー
八木澤智正

私自身は、ドラッカースクールで学んだこともあり、ドラッカーが「基本や原則である」としている事柄はよく理解しているので仕事に活用しているのですが、メンバー(部下)や一緒に仕事をする方々がその「基本と原則」を理解していないと、うまくいかないところがあります。 ただ、仕事の場面で突然ドラッカーの考え方を説明しだすのは、唐突感がありますし、「ドラッカーは難しい」と思っている方も多いので、「何でここで難しいドラッカーの話?」ということになるのは、ビジネスの実際の場面では避けたいところです。

ドラッカーはビジネスの実際の場面で使いにくいのです。 そこで安藤さん作成の資料が役に立っています。 ビジネスの重要な局面を共に考える同僚やビジネスパートナーに、安藤さんの資料の関連のある部分を共有して「基本と原則」にあたるものを目にしていただき、それをフレームワークとして活用して議論するのです。

質問が出ればしめたもの。回答として、ドラッカーの考え方を説明すれば良いのです。これによって、ドラッカーの考え方をベースにした戦略案や企画が可能となり、これは「基本と原則」に根付いているので、結果として、私の関わったビジネスのほとんどが良い方向へと向かっています。

私は、ドラッカースクールでドラッカー教授に直接学びましたので、このような方法をマスターとれますが、一般の方々には、「ドラッカーが基本と原則とする考え方の理解」というステップが必要になるはずです。 「ドラッカーの考え方を持論(自論)に結びつけて、若干変えてしまう」という罠を安藤さんは、意識的に避け、「そのまま書写をする」形でドラッカーの考え方を図表化する作業を長年続けられてきたので、ドラッカーの考え方をありのまま消化吸収することの達人です。

安藤さんの講義と安藤さん作成の資料によって、回り道することなくドラッカーが「基本と原則」とする考え方をマスターすることができるはずです。 これは、マーケティング、戦略論、などなど、安藤さんが指導されるその他のコンテンツにもあてはまると思います。 安藤さんの資料には、毎日のように助けられています。普遍的な「基本と原則」の大切さを再認識させていただいています。

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