「安藤式チャート」は、
こうして生まれました。
~「安藤式チャート」誕生秘話~

「安藤式チャート」とは

文章のチャート化例

私が得意としているのは、文章のチャート化です。
つまり「安藤式チャート」です。
「安藤式チャート」は、僕自信が20年以上悩み、苦しんだ末にオリジナルで編み出した、濃すぎる名著を優しく読み解くためのメソッドです。
第一の目的は、ビジネス知見をチャート化することで、「自分の身に体得すること」です。つまり学習です。
第二の目的は、チャート化のスキルを使いこなして、「事業計画書」や「新規事業構想」のクオリティを向上させ、成果を出すことです。つまり実践です。

ビジネス知見が欲しい

ドラッカーさんの本

私は広告代理店の地方支社でキャリアを積んできました。
ローカルでの仕事を通じて、クライアント企業に成果を出してもらいたい。この当たり前のことを実践するために自分の身につけるべきはビジネス知見だということは自明の理でした。しかし、知見のありかはドラッカーさんに見つけたのですが、それを体得するということはまた別次元の話です。

マーケティングとブランディング

広告業である以上、マーケティングとブランディングはきちんと理解してクライアントの企業活動にどう役立てるかを考え、提言していくことは必須です。
酒やゴルフの付き合いで仕事を獲得・維持する営業スタイルに嫌悪感を抱いていた私は、本業で認めてもらうことを目的に、目標としてその2つの体得を目指しました。

ビジネス書の可視化を始めた

そしてアメリカのマーケター、ジャックトラウト・アルライズの2人の知見を体得することに血道を上げたのです。
どうやればいいのか?試行錯誤の中でひょいと思い出したのが、数ヶ月前に某経営ノウハウ書を可視化してみた経験でした。
「あの可視化はとてもわかりやすかったな。よし、こっちも可視化してみよう」と考え、マーケティングのセオリーとブランディングのセオリーを可視化してみたのです。

文章では扱いづらい

ひたすら可視化(チャート化)

当たり前ですがどんな知見でも、文章化してあります。
しかし可視化した知見は存在しません。
よく図解○○というような解説本がありますが、その価値は認めますが、どこか他人事なのです。
この可視化は自分でやるからこそ自分が体得できるんだ。
そう思って可視化を進めてみたのです。
するととても理解でき、自分なりの解釈ができているからこそ他人にしゃべることができ、しゃべるからなおさら理解がすすむという好循環が回りだしたのです。

チャートとの格闘

自分なりのメソッドが
徐々に出来てきた!

このチャート化が自分の学習法として適していることに気づいた私はなんでもかんでも可視化することに集中することにしました。
やればそのうちに自分なりのメソッドが勝手に出来上がるだろうと楽観視して始めました。

飽くなき反復トレーニングの日々

やるべきこと
「反復」「盲信」「細切れ」

やればいろんな疑問も生まれてきます。
それをまとめていくと「やるべきこと」「やらないこと」の原則が見えてきました。

「やるべきこと」

その1つめは「反復」です。
これができない限り、ビジネス知見は身につくはずがないことは分かっていました。
どんなかっこいいこといっても、泥臭い努力なくして成果はないと心に銘じて取り組みました。

2つめは「盲信」です。
難解な本の難解な知見に取り組むとき可視化に取り組む前にあれこれ考えないことです。
やっているうちにどこかの段階で突然、視界が広がり理解できる瞬間が必ず来ると「盲信」するようにしました。

3つめは「細切れ」です。
知見を体得するために俯瞰した視座が必要なことは分かった上で、あえて「細切れ」に進捗していきました。
難解な本を一冊体得しようと張り切りすぎるとどこかで頓挫します。
そうならないためには「1冊」を攻略しようと考えるのではなく、「1章」を攻略できたら次の「1章」を攻略しようと考えたほうが心が折れないと考えたのです。
これはあながち間違っていませんでした。
「1章」ごと攻略に小さな達成感を味わう進行のほうが継続性があったのです。

「やらないこと」

1つめは「色は使わない」つまりすべてモノクロでつくるということです。 そもそも企画書を作っているわけではなく「知見」の可視化です。
カラーリングを考える時間があるくらいなら文章と格闘したほうがはるかに成果につながると考えました。

2つめは「装飾ツール使わない」です。
これもまた本来の目的とは異なることに時間を使わないようにすることから禁足令としました。

3つめも「多くの書体は使わない」です。これもまたおなじ理由で使わないことを自らに課しました。

チャート化した出力紙を積み重ねると なんと、1m30cmもの高さに!

この原則に加え、さまざまなチャートにもよく使うパターンが現れるようになりました。
それも反復訓練の成果です。
ここ15年で可視化した本は100冊を数え、チャート化したページ数は15,000ページにのぼります。
またチャートスタイルも内容の構造化だけでなく、ワークシートに編集したものなどバリエーションも増えていったのです。